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Revision 948 - (show annotations) (download) (as text)
Sat Jul 5 22:29:01 2008 UTC (15 years, 10 months ago) by doda
Original Path: doc/trunk/jp/html/setup/teraterm-term.html
File MIME type: text/html
File size: 9050 byte(s)
ドキュメント更新(CHTサポート, ビジュアルベル)。

1 <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"
2 "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
3 <HTML>
4 <HEAD>
5 <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
6 <TITLE>ターミナルエミュレーション (Tera Term 設定ファイル)</TITLE>
7 <META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
8 <link rel="stylesheet" href="../style.css" type="text/css">
9 </HEAD>
10 <BODY>
11
12 <h1><a name="backwrap">バック・ラップ (back wrap)</a></h1>
13
14 <p>
15 バック・ラップ (back wrap) 機能を有効にすると、BS 文字を受信した時に行の始めにあるカーソルが前の行の最後に移動します。バック・ラップを有効にするには、設定ファイルの [Tera Term] セクションの BackWrap 行を以下のように変更してください。
16 </p>
17
18 <pre>
19 BackWrap=on
20 </pre>
21
22 <pre>
23 省略時:
24 BackWrap=off
25 </pre>
26
27
28 <h1><a name="beep">BEL 文字受信時の動作</a></h1>
29
30 <p>
31 BEL 文字 (ASCII $07) が受信された時に Tera Term はビープ音を鳴らします。
32 </p>
33
34 <p>
35 ビープ音を鳴らしたくない場合は、設定ファイルの [Tera Term] セクションの Beep 行を以下のように変更してください。
36 </p>
37
38 <pre>
39 Beep=off
40 </pre>
41
42 <p>
43 また、以下のようにするとビープ音を鳴らす代わりに端末画面をフラッシュさせるようになります。
44 </p>
45
46 <pre>
47 Beep=visual
48 </pre>
49
50 <pre>
51 省略時:
52 Beep=on
53 </pre>
54
55
56 <h1><a name="C1">C1 制御文字 ($80-$9F) を使用しない</a></h1>
57
58 <p>
59 Tera Term の漢字モード(受信)を EUC か JIS にして、 Teraminal ID を VT2XX または、 VT3XX にしている場合、Shift-JIS の漢字を受信すると、ハングアップすることがあります。
60 </p>
61
62 <p>
63 これは、Shift-JIS コードの中に C1 制御文字 ($80-$9F) が含まれているために、それらを制御文字として解釈してしまい、端末の状態がおかしくなるからです。
64 </p>
65
66 <p>
67 例えば、ホストによってはログイン時などに SJIS(Shift-JIS), EUC, JIS などの数種類の漢字コードを端末に送り、どのコードが正しく表示されてるかユーザーに入力させる、ということがあり、このような場合に問題が発生します。
68 </p>
69
70 <p>
71 もし、このような状態になった場合、[Control] Reset terminal で端末の状態をリセットしてください。
72 </p>
73
74 <p>
75 このような問題をさけるには、3つの方法があります。
76 </p>
77
78 <ol>
79 <li>漢字モード(受信)を SJIS に設定する。</li>
80 <li>[Setup] Terminal で Terminal ID を VT1XX (例えば VT100) にする。</li>
81 <li>設定ファイルの [Tera Term] セクションの Accept8BitCtrl 行を
82 <pre>
83 Accept8BitCtrl=off
84 </pre>
85 のように編集し、 C1 制御文字として送られてきた文字を無視するように設定する。</li>
86 </ol>
87
88 <pre>
89 省略時:
90 Accept8BitCtrl=on
91 </pre>
92
93 <h1><a name="C1send">C1 制御文字 ($80-$9F) を送信に使用する</a></h1>
94 <p>
95 Tera TermではC1制御文字を送信する時、同等の意味を持つ7ビット文字の組み合わせを使います。
96 </p>
97
98 <p>
99 もし C1 制御文字を単独の8ビット文字で送信したい場合は、設定ファイルの [Tera Term] セクションの Send8BitCtrl 行を、
100 </p>
101
102 <pre>
103 Send8BitCtrl=on
104 </pre>
105
106 <p>
107 のように変更してください。
108 </p>
109
110 <p>
111 注: この設定は初期値としてのみ使われます。ホストは S7C1T / S8C1T / DECSCL 制御シーケンスによってこの設定を変更する事ができます。
112 </p>
113
114 <pre>
115 省略時:
116 Send8BitCtrl=off
117 </pre>
118
119 <h1><a name="kout">正しくない "kanji-out" を使用可能にする</a></h1>
120
121 <p>
122 一部のシステムで用いられている "kanji-out" シーケンス ^[(H は、JIS/ISO の規格に従っていません。本当に必要のある場合以外は使用しないでください。初期設定では間違いを防ぐため [Setup] terminal ダイアログボックスで ^[(H が選択できないようになっています。
123 </p>
124
125 <p>
126 ^[(H を選択できるようにするには、設定ファイルの [Tera Term] セクションの AllowWrongSequence 行を、
127 </p>
128
129 <pre>
130 AllowWrongSequence=on
131 </pre>
132
133 <p>
134 のように変更してください。ダイアログボックスで選択できるようになります。
135 </p>
136
137 <pre>
138 省略時:
139 AllowWrongSequence=off
140 </pre>
141
142
143 <h1><a name="kctrl">2バイト文字(漢字)の1バイト目と2バイト目の間に制御文字等が入った場合、1バイト目を無効にする</a></h1>
144
145 <p>
146 ホストから送られてくる2バイト文字(漢字等)の1バイト目と2バイト目の間に制御文字(例えば改行文字)等が入っても、Tera Term の初期設定では2バイト文字も制御文字も正しく取り扱われます。
147 </p>
148
149 <p>
150 設定ファイルの [Tera Term] セクションの CtrlInKanji 行を、
151 </p>
152
153 <pre>
154 CtrlInKanji=off
155 </pre>
156
157 <p>
158 のように変更すると、2バイト文字の1バイト目の後に制御文字等が来た場合、1バイト目を無効にします。この後に2バイト目が来ても、ゴミとして表示されます。2バイト文字を正しく扱わないアプリケーションでは、このようにしたほうが、画面の文字化けが少なくなる可能性があります。例えば、漢字の1バイト目の後に改行文字を出して、その後に2バイト目は出さない、というアプリケーションがあったとすると、その漢字は捨てられますが、改行文字以降に来る文字が化けずに済みます。
159 </p>
160
161 <pre>
162 省略時:
163 CtrlInKanji=on
164 </pre>
165
166
167 <h1><a name="displayall">受信した文字をすべて表示</a></h1>
168
169 <p>
170 受信した文字をすべて表示するようにするには、設定ファイルの [Tera Term] セクションの Debug 行を、
171 </p>
172
173 <pre>
174 Debug=on
175 </pre>
176
177 <p>
178 のように変更してください。Shift+Esc を押すとデバッグモードになります。デバッグモードを解除するにはもう一度 Shift+Esc を押してください。
179 </p>
180
181 <p>
182 デバッグモードでは、受信したデータを以下の規則で文字に変換して表示します。
183 </p>
184
185 <pre>
186 $00 - $1F ^@ - ^_を表示
187 $20 - $7E そのまま文字として表示
188 $7F &lt;DEL&gt;を表示
189 $80 - $FF 最上位 bit を0にして、$00-$7Fと同じ規則で
190 文字に変換し、反転文字として表示。
191 </pre>
192
193 <pre>
194 省略時:
195 Debug=off
196 </pre>
197
198
199 <h1><a name="statusline">ステータスラインを使用不可にする</a></h1>
200
201 <p>
202 VT 端末のステータスラインの機能を使用不可にするには、設定ファイルの [Tera Term] セクションの EnableStatusLine
203 行を以下のように変更してください。
204 </p>
205
206 <pre>
207 EnableStatusLine=off
208 </pre>
209
210 <p>
211 この場合、ステータスラインに関するエスケープシーケンスはすべて無視されます。
212 </p>
213
214 <pre>
215 省略時:
216 EnableStatusLine=on
217 </pre>
218
219
220 <h1><a name="tekgin">TEK GIN report のマウスコード</a></h1>
221
222 <p>
223 ホスト側のアプリケーションによって、TEK window が GIN モード(クロスヘアーカーソルが現れ、座標入力が可能な状態)になったとき、あるキーを押すと TEK window はクロスヘアーカーソルの座標とキーの ASCII コードをホストへ報告します。
224 </p>
225
226 <p>
227 GIN モードでマウスの左ボタンを押したときに座標とともに送出する キーコード を設定するには、設定ファイルの [Tera Term] セクションの TEKGINMouseCode 行を、
228 </p>
229
230 <pre>
231 TEKGINMouseCode=&lt;key code&gt;
232 </pre>
233
234 <p>
235 のように変更してください。
236 </p>
237
238 <pre>
239 省略時:
240 TEKGINMouseCode=32
241 (32はSpace のASCII コード)
242 </pre>
243
244
245 <h1><a name="vttab">行末のタブ表示を VT 端末互換にする</a></h1>
246
247 <p>
248 on の場合には、行末のタブの動作は VT/PuTTY/xterm 等と同じになります。タブによる自動改行は発生しません。<br>
249 off の場合には、行末のタブの動作は FreeBSD のコンソール (syscons) 等と同じになります。タブによる自動改行が発生します(VT非互換)。
250 </p>
251
252 <pre>
253 VTCompatTab=on
254 </pre>
255
256 <pre>
257 省略時:
258 VTCompatTab=off
259 </pre>
260
261
262 <h1><a name="ScrollWindowClearScreen">画面クリア時にカレントバッファをスクロールアウトさせるかどうか設定する</a></h1>
263
264 <p>
265 カーソルが左上(0, 0)にある場合の &lt;ESC&gt;[J (Erase Below) は、&lt;ESC&gt;[2J (Erase All) と同じことになる。<br>
266 このとき、画面クリア時にカレントバッファをスクロールアウトするかどうかを設定できる。
267 </p>
268
269 <p>
270 on の場合には、&lt;ESC&gt;[2J と同様にカレントバッファをスクロールアウトする。<br>
271 off の場合にはカレントバッファをスクロールアウトせず、カーソル位置からスクリーンの最後までを消去する。
272 </p>
273
274 <pre>
275 省略時:
276 ScrollWindowClearScreen=on
277 </pre>
278
279
280 <h1><a name="UnknownUnicodeCharacterAsWide">対応していないUnicodeの文字をワイド文字として扱うか設定する</a></h1>
281
282 <p>
283 受信漢字コードがUTF-8またはUTF-8mの設定の時に、Tera Termが対応していないUnicodeの文字の取り扱いを設定します。<br>
284 on の場合には、対応していないUnicodeの文字を "??" と表示します。<br>
285 off の場合には、対応していないUnicodeの文字を "?" と表示します。
286 </p>
287
288 <pre>
289 省略時:
290 UnknownUnicodeCharacterAsWide=off
291 </pre>
292
293
294 <h1><a name="UnicodeDecSpMapping">UnicodeからDEC特殊文字へのマッピングを設定する</a></h1>
295
296 <p>
297 日本語環境ではTera Termは罫線や一部の記号を2カラム幅で表示します。しかし、ホスト側のアプリケーションによってはUTF-8エンコーディング時にはこれらの文字が1カラム幅で表示されると期待した出力を行う物があり、その結果画面出力が崩れる場合があります。<br>
298 また英語環境では罫線を+-|を使って表示したり、対応していない文字を??と表示したりします。<br>
299 Tera Termでは、これらの文字でDEC特殊文字に近い物がある物は、それを使って表示するようにする事ができ、それによって表示の崩れを軽減する事ができます。<br>
300 ただし、マウスで選択した時にクリップボードにコピーされるのが本来とは別の文字になってしまうという副作用があります。<br>
301 この設定は、受信漢字コードがUTF-8またはUTF-8mの時のみ効果を持ちます。
302 </p>
303
304 <p>
305 マップされる文字は幾つかの種類に分類されており、種類毎に変換するか設定する事が出来ます。<br>
306 変換する種類ごとの値を足した数値をUnicodeToDecSpMappingに指定してください。
307 </p>
308
309 <pre>
310 種類A: 罫線
311 値: 1
312 Box drawings (U+2500-U+257F)
313 </pre>
314
315 <pre>
316 種類B: 4.58までは??と表示された文字(英語環境では何も表示されない物も含む)
317 値: 2
318 Bullet (U+2022)
319 Hyphenation point (U+2027)
320 Light shade (25%) (U+2591)
321 Medium shade (50%) (U+2592)
322 Dark shade (75%) (U+2593)
323 Black small square (U+25AA)
324 Black vertical rectangle (U+25AE)
325 Black verty small square (U+2B1D)
326 </pre>
327
328 <pre>
329 種類C: 日本語環境では中点、英語環境ではMiddle dotとして表示される文字
330 日本語環境以外では指定しない事を勧めます
331 値: 4
332 Middle dot (U+00B7)
333 One dot leader (U+2024)
334 Bullet operator (U+2219)
335 </pre>
336
337 <pre>
338 省略時:
339 # 種類AとB
340 UnicodeToDecSpMapping=3
341 </pre>
342
343
344 </BODY>
345 </HTML>

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