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Revision 3227 - (show annotations) (download)
Tue Mar 24 15:10:33 2009 UTC (15 years, 1 month ago) by maya
File MIME type: text/plain
File size: 12056 byte(s)
CVS から SVN へ移行: 改行コードを LF から CR+LF へ変換
1 ■ 開発環境
2 - OS
3 Windows XP Professional
4 - コンパイラ
5 Visual Studio 2005 SP1 (Standard Edition 以上)
6 注: Visual Studio 2008 でコンパイルした実行ファイルは Windows NT 4.0, 98, Me で動きません。
7 Windows Server 2003 R2 Platform SDK
8 注: Visual Studio 2005 Standard Editionでは、OpenSSL 0.9.8iのビルドが失敗します。Windows Server 2003 R2 Platform SDK をインストールし、"Crypt32.Lib"をリンクできるようにしておく必要があります。
9 注2: SDK でインストールされたディレクトリが最優先になるよう、INCLUDE および LIB 環境変数を設定します。
10 - インストーラ
11 Inno Setup 5.2.3 (http://www.jrsoftware.org/isinfo.php)
12 ISTool 5.2.1 (http://www.istool.org/)
13 Japanese-5-5.1.11.isl (http://www.jrsoftware.org/files/istrans/)
14 - その他
15 ActivePerl 5.8 以上
16 OpenSSL のコンパイル、ドキュメントファイルの文字コード・改行コード変換に必要です。
17
18
19 ■ ライブラリ
20 - oniguruma 5.9.1 (http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)
21 - openssl 0.9.8j (http://www.openssl.org/)
22 - zlib 1.2.3 (http://www.zlib.net/)
23 - PuTTY 0.60 (http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/)
24
25
26 ■ SVN コミッターへの注意
27 - SVN リポジトリは一般向けとは違い、以下の通りです。
28 svn+ssh://svn.sourceforge.jp/svnroot/ttssh2/trunk
29
30 - ファイルを別のディレクトリで編集しないでください。
31 コミットしたときに別の人の修正を削除してしまうことがあります。
32
33 - アップデート・コミット時の注意
34 cvsの処理が失敗することがあるので、ファイルをエディタ等で開いたままで行わないでください。
35
36
37 ■ メニューID追加時の命名規則
38
39 1桁目は 5
40
41 2桁目は
42 Tera Term VT ウィンドウなら 0
43 Tera Term TEK ウィンドウなら 1
44 TTSSH なら 2
45 TTProxy なら 3
46 TTXKanjiMenu なら 4
47
48 3桁目は
49 [File] メニューなら 1
50 [Edit] メニューなら 2
51 [Setup] メニューなら 3
52 [Control] メニューなら 4
53 [Window] メニューなら 8
54 [Help] メニューなら 9
55
56
57 例:File配下にTTSSHのメニューを追加する
58
59 #define ID_SSHSCPMENU 52110
60
61
62 ■ マクロコマンド追加時の作業リスト
63 Tera Termマクロを新設するときの作業手順について、以下に示します。
64
65 1.ソースコードの修正
66 -- コマンドの内部 ID を採番する(「内部 ID」は"helpid.h"にも使用される)
67 ... teraterm/ttmacro/ttmparse.h
68 -- コマンド名を走査して内部 ID に変換する
69 ... CheckReservedWord@teraterm/ttmacro/ttmparse.c
70 -- コマンドの内部 ID から実際に処理をする関数を呼ぶ
71 ... ExecCmnd@teraterm/ttmacro/ttl.c
72 -- 処理する関数を作る
73
74 2. ヘルプ(言語ごと)
75 -- コマンドのヘルプを作る
76 ... doc/LANG/html/macro/command/hogefunc.html
77 -- コマンド一覧ページに追加する
78 ... doc/LANG/html/macro/command/index.html
79 -- ヘルプトピックに追加する
80 ... doc/LANG/teraterm.hhc
81 -- ヘルプページのコンテキスト ID を採番する
82 値は コマンドの内部 ID + 92000
83 ... teraterm/common/helpid.h
84 -- コンテキスト ID と呼び出すファイルのエイリアスを作成する
85 ... doc/LANG/teraterm.hhp
86
87
88 ■ Tera Termのビルド方法
89 Tera Termのビルド方法について以下に示します。
90 ビルドにはVisual Studio 2005 Standard Edition以上が必要です(Visual Studio 2005 Express Editionは不可)。
91
92 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
93 2. Onigurumaのソースコード(http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)を teraterm\source\oniguruma ディレクトリに展開する。
94
95 - 自動で行う場合
96 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
97 コマンドプロンプト上から teraterm\source ディレクトリに移動する。
98 buildoniguruma.bat を実行する。
99
100 - 手動で行う場合
101 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
102 コマンドプロンプト上から teraterm\source\oniguruma ディレクトリに移動する。
103 コマンドプロンプトから以下の入力を行い、Onigurumaをビルドする(onig_s.libがリンクされる)。
104 (1) copy win32\Makefile Makefile
105 (2) copy win32\config.h config.h
106 (3) Makefile をエディタで開いて、CFLAGS の行に /MT を追加する
107 (4) copy Makefile Makefile.debug
108 (5) Makefile.debug をエディタで開いて、CFLAGS の行の /MT を /MTd に変更する
109 また、libname を debug\$(libbase)_s.lib に変更する
110 (6) mkdir debug
111 (7) nmake -f Makefile.debug
112 (8) nmake clean
113 (9) nmake
114
115 3. teraterm\visualc\ttermpro.sln をVisual Studioで開く。
116 .slnファイルの改行コードが"LF"になっていると、Visual Studioが起動しないので注意願います。
117 4. ソリューションをビルドする
118 5. ビルドに成功するとteraterm ディレクトリに実行プログラムが生成される
119
120
121 ■ TeraTerm Menuのビルド方法
122 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
123 2. ttpmenu\ttpmenu.sln をVisual Studioで開く
124 3. ソリューションをビルドする
125 4. ビルドに成功すると ttpmenu ディレクトリに ttpmenu.exe が生成される
126
127
128 ■ TTXKanjiMenuのビルド方法
129 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
130 2. TTXKanjiMenu\ttxkanjimenu.sln をVisual Studioで開く
131 3. ソリューションをビルドする
132 4. ビルドに成功すると TTXKanjiMenu ディレクトリに ttxkanjimenu.dll が生成される
133
134
135 ■ TTProxyのビルド方法
136 TTProxyのビルド方法について以下に示します。
137 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)が必要です。
138
139 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
140 2. TTProxy\TTProxy.sln をVisual Studioで開く
141 3. ソリューションをビルドする
142 4. ビルドに成功すると TTProxy ディレクトリにDLLが生成される
143
144
145 ■ TTSSHのビルド方法
146 TTSSHのビルド方法について以下に示します。
147 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)、ActivePerlが必要です。
148
149 * TTSSH単体のビルドは VS2005 Express Edition でも可能です。ttpcmn.libをリンクするため、Tera Termのビルドを事前に行っておく必要があります。VS2005 Express EditionではTera Termのビルドはできませんが、ttpcmn.libは作成することができます。
150
151 * VS2008 Express Editionでビルドすると、.rcファイルで下記のエラーが発生します。
152 .\ttxssh.rc(10) : fatal error RC1015: cannot open include file 'afxres.h'.
153
154 本現象を回避するには、.rcファイルをテキストエディタで開き、afxres.hのincludeを削除し、新規に2行を追加します。
155
156 - #include "afxres.h"
157 + #include <windows.h>
158 + #define IDC_STATIC -1
159
160 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
161
162 2. zlibのソースコード(http://www.zlib.net/)を ttssh2\zlib ディレクトリに展開する。
163 Release では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlib.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MT が指定されていること)。
164 Debug では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlibd.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MTd が指定されていること)。
165
166 3. OpenSSLのソースコード(http://www.openssl.org/)を ttssh2\openssl ディレクトリに展開する。OpenSSLをビルドする(以下参照)。
167 Release では openssl\out32\libeay32.lib が、Debug では openssl\out32.dbg\libeay32.lib がリンクされることになる。
168
169 - 自動で行う場合
170 + スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
171 + コマンドプロンプト上から ttssh2 ディレクトリに移動する。
172 + buildopenssl.bat を実行する。
173
174 - 手動で行う場合
175 + スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
176 + cd openssl
177 + perl Configure VC-WIN32
178 (そうです、OpenSSLをビルドするにはperlが必要です!)
179 + ms\do_ms.bat をエディタで開いて、ms\nt.mak の次の行に下記の内容を追記する
180 perl util\mk1mf.pl no-asm debug VC-WIN32 >ms\ntd.mak
181 + ms\do_ms
182 + ms\nt.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MD を /MT に変更する
183 + ms\ntd.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MDd を /MTd に変更する
184 + nmake -f ms\nt.mak
185 + nmake -f ms\ntd.mak
186 + cd ..
187 (ttssh2フォルダに戻ります。)
188 詳細については、OpenSSLのドキュメントを参照してください。
189
190 4. PuTTYのソースコード(http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/)を ttssh2\putty ディレクトリに展開する。
191 5. ttssh2\ttssh.sln をVisual Studioで開く
192 6. ソリューションをビルドする
193 7. ビルドに成功するとttssh2\ttxssh ディレクトリにDLLが生成される
194
195
196 ■ CygTermのビルド方法
197 CygTermのビルド方法について以下に示します。
198
199 1. Cygwin(http://www.cygwin.com/)をインストールする
200 2. Cygwinのシェルを起動し、cygterm ディレクトリへ移動する。
201 # cd cygterm
202 3. CygTermをコンパイルする
203 # make
204
205
206 ■ TTXSamplesのビルド方法
207 リポジトリのTTXSamplesに Tera Term Extension (TTX)のサンプルがあります。
208 TTXを作る際の参考にしてください。
209 TTXSamplesのビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)が必要です。
210 Tera Term本体とは違い、Express Editionでもビルド可能です。
211
212 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
213 2. TTXSamples\TTXSamples.sln をVisual Studioで開く
214 3. ソリューションをビルドする
215 4. ビルドに成功すると TTXSamples ディレクトリにDLLが生成される
216
217 各TTXの詳細については、プロジェクト内のReadMe-ja.txtを参照してください。
218
219
220 ■ ヘルプファイルのビルド方法
221 ヘルプファイルのビルド方法について以下に示します。
222
223 1. HTML Help Workshopを以下のサイトから入手しインストールする。
224 http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/htmlhelp/html/hwMicrosoftHTMLHelpDownloads.asp
225
226 2. コマンドプロンプトからバッチファイルを起動し、必要なファイルをコピーする。
227 > cd teraterm\insatller
228 > convtext.bat
229
230 3. FileのOpenから doc\en\teraterm.hhp および doc\jp\teratermj.hhp を開く
231
232 4. FileのCompileでヘルプファイルをコンパイルする
233
234
235 ■ リリースの方法
236 リリースの方法について以下に示します。
237
238 1. 依存ライブラリ、ツール、インポート元の最新版をチェックする。
239 Visual Studio
240 http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/downloads/default.aspx
241 Inno Setup
242 http://www.jrsoftware.org/isdl.php
243 http://www.jrsoftware.org/files/istrans/
244 Oniguruma
245 http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/
246 OpenSSL
247 http://www.openssl.org/
248 zlib
249 http://www.zlib.net/
250 PuTTY
251 http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/
252 CygTerm
253 http://www.dd.iij4u.or.jp/~nsym/cygwin/cygterm/
254 LogMeTT
255 http://www.logmett.com/forum/viewforum.php?f=5
256
257 2. バージョンを上げ、日付を変更する
258 リリース作業時に、バージョンを一つインクリメントする。
259 リリースされる前にバージョン番号が上がったファイルが出回るのを避けるため。
260 バグレポートなどで混乱の元になりそうなので、リリースまではバージョン番号を上げないこと。
261 - ttermpro.rc
262 - ttxssh.rc
263 - ttmacro.rc // 変更時のみ
264 - ttpmenu.rc // 変更時のみ
265 - TTProxy.rc // 変更時のみ
266 - ttxkanjimenu.rc // 変更時のみ
267 - teraterm.iss
268 - html/about/hisotry.html
269
270 CygTerm+ は例外で、リリースとは関係なくバージョンが上がる。
271 パッチがコミットされると即リリース扱いになり、リリース日はその日付となる。
272 これは、バージョンの末尾が patchlevel であり、コンパイラの入手が容易なため。
273
274 3. 動作確認をする
275 プログラムをコンパイルし直す
276 インストーラを作成する
277 ISTool で teraterm\installer\teraterm.iss を開き、[Project]-[Compile Setup]で作成される
278 インストールおよび実行をテストする
279
280 4. SVN のタグを作成する。タグ名は「teraterm-バージョン」。たとえば、v4.62ならば"teraterm-4_62"。
281
282 5. SourceForge.jp を更新する
283 [ダウンロード]-[管理]-[新規作成]
284 変更履歴を入力してリリースを作成する
285
286 6. プロジェクトページを更新する
287
288 7. メーリングリストにアナウンスする
289
290 8. フォーラムに告知する
291 (1) Announcements http://logmett.com/forum/viewforum.php?f=5
292 Announcements に新規投稿する。種類は Announcement
293 一つ前の Announcement の種類を Normal に変更する
294 Announcement は三個残すことになっているので、三つ前の Announcement を削除する
295
296 (2) Tera Term Changelog http://logmett.com/forum/viewtopic.php?f=5&t=3
297 今回の変更を追加する
298
299 (3) TTSSH Changelog http://logmett.com/forum/viewtopic.php?f=5&t=29
300 今回の変更を追加する
301
302 9. スナップショットを削除する

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