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Tue Sep 23 09:17:02 2008 UTC (15 years, 8 months ago) by yutakapon
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File MIME type: text/plain
File size: 12190 byte(s)
*** empty log message ***

1 ■ 開発環境
2 - OS
3 Windows XP Professional
4 - コンパイラ
5 Visual Studio 2005 SP1 (Standard Edition 以上)
6 注: Visual Studio 2008 でコンパイルした実行ファイルは Windows NT 4.0, 98, Me で動きません。
7 - インストーラ
8 Inno Setup 5.2.3 (http://www.jrsoftware.org/isinfo.php)
9 ISTool 5.2.1 (http://www.istool.org/)
10 Japanese-5-5.1.11.isl (http://www.jrsoftware.org/files/istrans/)
11 - その他
12 ActivePerl 5.8 以上
13 OpenSSL のコンパイル、ドキュメントファイルの文字コード・改行コード変換に必要です。
14
15
16 ■ ライブラリ
17 - oniguruma 5.9.1 (http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)
18 - openssl 0.9.8i (http://www.openssl.org/)
19 - zlib 1.2.3 (http://www.zlib.net/)
20 - PuTTY 0.60 (http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/)
21
22
23 ■ CVSに関する注意点
24 - リポジトリの改行コードはLFです。
25 WinCVSで改行コードの設定を間違えると、リポジトリの改行コードが壊れます。
26 WinCVSでは、「Checkout text file with the Unix LF (0xa)」のチェックを外しておきます。
27
28 - コミットログに日本語を含める場合はShift_JISを使ってください。
29 WinCVSごった煮では、デフォルトがEUCになっています。
30 「管理」−「設定」で、ごった煮(日本語問題)タブで、「WinCVSが更新ログを日本語EUCに…」のチェックを外しておきます。
31
32 - ファイルを別のディレクトリで編集しないでください。
33 コミットしたときに別の人の修正を削除してしまうことがあります。
34
35 - アップデート・コミット時の注意
36 cvsの処理が失敗することがあるので、ファイルをエディタ等で開いたままで行わないでください。
37
38
39 ■ メニューID追加時の命名規則
40
41 1桁目は 5
42
43 2桁目は
44 Tera Term VT ウィンドウなら 0
45 Tera Term TEK ウィンドウなら 1
46 TTSSH なら 2
47 TTProxy なら 3
48 TTXKanjiMenu なら 4
49
50 3桁目は
51 [File] メニューなら 1
52 [Edit] メニューなら 2
53 [Setup] メニューなら 3
54 [Control] メニューなら 4
55 [Window] メニューなら 8
56 [Help] メニューなら 9
57
58
59 例:File配下にTTSSHのメニューを追加する
60
61 #define ID_SSHSCPMENU 52110
62
63
64 ■ マクロコマンド追加時の作業リスト
65 Tera Termマクロを新設するときの作業手順について、以下に示します。
66
67 1.ソースコードの修正
68 -- コマンドの内部 ID を採番する(「内部 ID」は"helpid.h"にも使用される)
69 ... teraterm/ttmacro/ttmparse.h
70 -- コマンド名を走査して内部 ID に変換する
71 ... CheckReservedWord@teraterm/ttmacro/ttmparse.c
72 -- コマンドの内部 ID から実際に処理をする関数を呼ぶ
73 ... ExecCmnd@teraterm/ttmacro/ttl.c
74 -- 処理する関数を作る
75
76 2. ヘルプ(言語ごと)
77 -- コマンドのヘルプを作る
78 ... doc/LANG/html/macro/command/hogefunc.html
79 -- コマンド一覧ページに追加する
80 ... doc/LANG/html/macro/command/index.html
81 -- ヘルプトピックに追加する
82 ... doc/LANG/teraterm.hhc
83 -- ヘルプページのコンテキスト ID を採番する
84 値は コマンドの内部 ID + 92000
85 ... teraterm/common/helpid.h
86 -- コンテキスト ID と呼び出すファイルのエイリアスを作成する
87 ... doc/LANG/teraterm.hhp
88
89
90 ■ Tera Termのビルド方法
91 Tera Termのビルド方法について以下に示します。
92 ビルドにはVisual Studio 2005 Standard Edition以上が必要です(Visual Studio 2005 Express Editionは不可)。
93
94 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
95 2. Onigurumaのソースコード(http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)を teraterm\source\oniguruma ディレクトリに展開する。
96
97 - 自動で行う場合
98 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
99 コマンドプロンプト上から teraterm\source ディレクトリに移動する。
100 buildoniguruma.bat を実行する。
101
102 - 手動で行う場合
103 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
104 コマンドプロンプト上から teraterm\source\oniguruma ディレクトリに移動する。
105 コマンドプロンプトから以下の入力を行い、Onigurumaをビルドする(onig_s.libがリンクされる)。
106 (1) copy win32\Makefile Makefile
107 (2) copy win32\config.h config.h
108 (3) Makefile をエディタで開いて、CFLAGS の行に /MT を追加する
109 (4) copy Makefile Makefile.debug
110 (5) Makefile.debug をエディタで開いて、CFLAGS の行の /MT を /MTd に変更する
111 また、libname を debug\$(libbase)_s.lib に変更する
112 (6) mkdir debug
113 (7) nmake -f Makefile.debug
114 (8) nmake clean
115 (9) nmake
116
117 3. teraterm\visualc\ttermpro.sln をVisual Studioで開く。
118 .slnファイルの改行コードが"LF"になっていると、Visual Studioが起動しないので注意願います。
119 4. ソリューションをビルドする
120 5. ビルドに成功するとteraterm ディレクトリに実行プログラムが生成される
121
122
123 ■ TeraTerm Menuのビルド方法
124 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
125 2. ttpmenu\ttpmenu.sln をVisual Studioで開く
126 3. ソリューションをビルドする
127 4. ビルドに成功すると ttpmenu ディレクトリに ttpmenu.exe が生成される
128
129
130 ■ TTXKanjiMenuのビルド方法
131 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
132 2. TTXKanjiMenu\ttxkanjimenu.sln をVisual Studioで開く
133 3. ソリューションをビルドする
134 4. ビルドに成功すると TTXKanjiMenu ディレクトリに ttxkanjimenu.dll が生成される
135
136
137 ■ TTProxyのビルド方法
138 TTProxyのビルド方法について以下に示します。
139 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)が必要です。
140
141 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
142 2. TTProxy\TTProxy.sln をVisual Studioで開く
143 3. ソリューションをビルドする
144 4. ビルドに成功すると TTProxy ディレクトリにDLLが生成される
145
146
147 ■ TTSSHのビルド方法
148 TTSSHのビルド方法について以下に示します。
149 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)、ActivePerlが必要です。
150
151 * TTSSH単体のビルドは VS2005 Express Edition でも可能です。ttpcmn.libをリンクするため、Tera Termのビルドを事前に行っておく必要があります。VS2005 Express EditionではTera Termのビルドはできませんが、ttpcmn.libは作成することができます。
152
153 * VS2008 Express Editionでビルドすると、.rcファイルで下記のエラーが発生します。
154 .\ttxssh.rc(10) : fatal error RC1015: cannot open include file 'afxres.h'.
155
156 本現象を回避するには、.rcファイルをテキストエディタで開き、afxres.hのincludeを削除し、新規に2行を追加します。
157
158 - #include "afxres.h"
159 + #include <windows.h>
160 + #define IDC_STATIC -1
161
162 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
163
164 2. zlibのソースコード(http://www.zlib.net/)を ttssh2\zlib ディレクトリに展開する。
165 Release では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlib.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MT が指定されていること)。
166 Debug では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlibd.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MTd が指定されていること)。
167
168 3. OpenSSLのソースコード(http://www.openssl.org/)を ttssh2\openssl ディレクトリに展開する。OpenSSLをビルドする(以下参照)。
169 Release では openssl\out32\libeay32.lib が、Debug では openssl\out32.dbg\libeay32.lib がリンクされることになる。
170 Visual Studio 2005 Standard Editionでは、OpenSSL 0.9.8iのビルドが失敗します。Windows Server 2003 R2 Platform SDK をインストールし、"Crypt32.Lib"を C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\lib へ手動コピーしておく必要があります。
171
172
173 - 自動で行う場合
174 + スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
175 + コマンドプロンプト上から ttssh2 ディレクトリに移動する。
176 + buildopenssl.bat を実行する。
177
178 - 手動で行う場合
179 + スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
180 + cd openssl
181 + perl Configure VC-WIN32
182 (そうです、OpenSSLをビルドするにはperlが必要です!)
183 + ms\do_ms.bat をエディタで開いて、ms\nt.mak の次の行に下記の内容を追記する
184 perl util\mk1mf.pl no-asm debug VC-WIN32 >ms\ntd.mak
185 + ms\do_ms
186 + ms\nt.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MD を /MT に変更する
187 + ms\ntd.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MDd を /MTd に変更する
188 + nmake -f ms\nt.mak
189 + nmake -f ms\ntd.mak
190 + cd ..
191 (ttssh2フォルダに戻ります。)
192 詳細については、OpenSSLのドキュメントを参照してください。
193
194 4. PuTTYのソースコード(http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/)を ttssh2\putty ディレクトリに展開する。
195 5. ttssh2\ttssh.sln をVisual Studioで開く
196 6. ソリューションをビルドする
197 7. ビルドに成功するとttssh2\ttxssh ディレクトリにDLLが生成される
198
199
200 ■ CygTermのビルド方法
201 CygTermのビルド方法について以下に示します。
202
203 1. Cygwin(http://www.cygwin.com/)をインストールする
204 2. Cygwinのシェルを起動し、cygterm ディレクトリへ移動する。
205 # cd cygterm
206 3. CygTermをコンパイルする
207 # make
208
209
210 ■ TTXSamplesのビルド方法
211 リポジトリのTTXSamplesに Tera Term Extension (TTX)のサンプルがあります。
212 TTXを作る際の参考にしてください。
213 TTXSamplesのビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)が必要です。
214 Tera Term本体とは違い、Express Editionでもビルド可能です。
215
216 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
217 2. TTXSamples\TTXSamples.sln をVisual Studioで開く
218 3. ソリューションをビルドする
219 4. ビルドに成功すると TTXSamples ディレクトリにDLLが生成される
220
221 各TTXの詳細については、プロジェクト内のReadMe-ja.txtを参照してください。
222
223
224 ■ ヘルプファイルのビルド方法
225 ヘルプファイルのビルド方法について以下に示します。
226
227 1. HTML Help Workshopを以下のサイトから入手しインストールする。
228 http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/htmlhelp/html/hwMicrosoftHTMLHelpDownloads.asp
229
230 2. コマンドプロンプトからバッチファイルを起動し、必要なファイルをコピーする。
231 > cd teraterm\insatller
232 > convtext.bat
233
234 3. FileのOpenから doc\en\teraterm.hhp および doc\jp\teratermj.hhp を開く
235
236 4. FileのCompileでヘルプファイルをコンパイルする
237
238
239 ■ リリースの方法
240 リリースの方法について以下に示します。
241
242 1. 依存ライブラリ、ツール、インポート元の最新版をチェックする。
243 Visual Studio
244 http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/downloads/default.aspx
245 Inno Setup
246 http://www.jrsoftware.org/isdl.php
247 http://www.jrsoftware.org/files/istrans/
248 Oniguruma
249 http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/
250 OpenSSL
251 http://www.openssl.org/
252 zlib
253 http://www.zlib.net/
254 PuTTY
255 http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/
256 CygTerm
257 http://www.dd.iij4u.or.jp/~nsym/cygwin/cygterm/
258 LogMeTT
259 http://www.neocom.ca/forum/viewforum.php?f=5
260
261 2. バージョンを上げ、日付を変更する
262 リリース作業時に、バージョンを一つインクリメントする。
263 リリースされる前にバージョン番号が上がったファイルが出回るのを避けるため。
264 バグレポートなどで混乱の元になりそうなので、リリースまではバージョン番号を上げないこと。
265 - ttermpro.rc
266 - ttxssh.rc
267 - ttmacro.rc // 変更時のみ
268 - ttpmenu.rc // 変更時のみ
269 - TTProxy.rc // 変更時のみ
270 - ttxkanjimenu.rc // 変更時のみ
271 - teraterm.iss
272 - html/about/hisotry.html
273
274 CygTerm+ は例外で、リリースとは関係なくバージョンが上がる。
275 パッチがコミットされると即リリース扱いになり、リリース日はその日付となる。
276 これは、バージョンの末尾が patchlevel であり、コンパイラの入手が容易なため。
277
278 3. 動作確認をする
279 プログラムをコンパイルし直す
280 インストーラを作成する
281 ISTool で teraterm\installer\teraterm.iss を開き、[Project]-[Compile Setup]で作成される
282 インストールおよび実行をテストする
283
284 4. cvs のタグをつける。タグ名は「Rバージョン_RTM」。たとえば、v4.56ならば"R456_RTM"。
285
286 5. SourceForge.jp を更新する
287 [リリースファイル]-[リリースファイル/変更]-[新規作成]
288 英語の変更履歴を入力してリリースを作成する
289 ログインしていなくても変更履歴が表示されることを確認する
290 [リリースファイル]-[変更履歴]-[翻訳]
291 言語がJapaneseになっていることを確認し、日本語の変更履歴を入力する
292
293 6. プロジェクトページを更新する
294
295 7. メーリングリストにアナウンスする
296
297 8. フォーラムに告知する
298 (1) Announcements http://logmett.com/forum/viewforum.php?f=5
299 Announcements に新規投稿する。種類は Announcement
300 一つ前の Announcement の種類を Normal に変更する
301 Announcement は三個残すことになっているので、三つ前の Announcement を削除する
302
303 (2) Tera Term Changelog http://logmett.com/forum/viewtopic.php?f=5&t=3
304 今回の変更を追加する
305
306 (3) TTSSH Changelog http://logmett.com/forum/viewtopic.php?f=5&t=29
307 今回の変更を追加する
308
309 9. スナップショットを削除する

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