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Revision 719 - (show annotations) (download)
Tue Jan 15 14:15:01 2008 UTC (16 years, 4 months ago) by maya
Original Path: doc/trunk/jp/html/reference/develop.txt
File MIME type: text/plain
File size: 10357 byte(s)
各見出しに Wiki フォーマットの "*" を使用していたが、見づらいようで変更がコミットされた。
英語版と見出しの記号が変わるが、"■*" は明らかにおかしいので "■" に修正。

1 ■ 開発環境
2 - OS
3 Windows XP Professional
4 - コンパイラ
5 Visual Studio 2005 SP1 (Standard Edition 以上)
6 - インストーラ
7 Inno Setup 5.2.2 (http://www.jrsoftware.org/isinfo.php)
8 ISTool 5.2.1 (http://www.istool.org/)
9 Japanese-5-5.1.11.isl (http://www.jrsoftware.org/files/istrans/)
10 - その他
11 ActivePerl 5.8 以上
12 OpenSSL のコンパイル、ドキュメントファイルの文字コード・改行コード変換に必要です。
13
14
15 ■ ライブラリ
16 - oniguruma 5.9.0 (http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)
17 - openssl 0.9.8g (http://www.openssl.org/)
18 - zlib 1.2.3 (http://www.zlib.net/)
19
20
21 ■ CVSに関する注意点
22 - リポジトリの改行コードはLFです。
23 WinCVSで改行コードの設定を間違えると、リポジトリの改行コードが壊れます。
24 WinCVSでは、「Checkout text file with the Unix LF (0xa)」のチェックを外しておきます。
25
26 - コミットログに日本語を含める場合はShift_JISを使ってください。
27 WinCVSごった煮では、デフォルトがEUCになっています。
28 「管理」−「設定」で、ごった煮(日本語問題)タブで、「WinCVSが更新ログを日本語EUCに…」のチェックを外しておきます。
29
30 - ファイルを別のディレクトリで編集しないでください。
31 コミットしたときに別の人の修正を削除してしまうことがあります。
32
33 - アップデート・コミット時の注意
34 cvsの処理が失敗することがあるので、ファイルをエディタ等で開いたままで行わないでください。
35
36
37 ■ メニューID追加時の命名規則
38
39 1桁目は 5
40 2桁目は
41 TeraTerm VT ウィンドウなら 0
42 TeraTerm TEK ウィンドウなら 1
43 TTSSH なら 2
44 TTProxy なら 3
45 TTXKanjiMenu なら 4
46 3桁目は
47 [File] メニューなら 1
48 [Edit] メニューなら 2
49 [Setup] メニューなら 3
50 [Control] メニューなら 4
51 [Window] メニューなら 8
52 [Help] メニューなら 9
53
54
55 例:File配下にTTSSHのメニューを追加する
56
57 #define ID_SSHSCPMENU 52110
58
59
60
61 ■ マクロコマンド追加時の作業リスト
62 TeraTermマクロを新設するときの作業手順について、以下に示します。
63
64 1.ソースコードの修正
65 -- コマンドの内部 ID を採番する(「内部 ID」は"helpid.h"にも使用される)
66 ... teraterm/source/ttmacro/ttmparse.h
67 -- コマンド名を走査して内部 ID に変換する
68 ... CheckReservedWord@teraterm/source/ttmacro/ttmparse.c
69 -- コマンドの内部 ID から実際に処理をする関数を呼ぶ
70 ... ExecCmnd@teraterm/source/ttmacro/ttl.c
71 -- 処理する関数を作る
72
73 2. ヘルプ(言語ごと)
74 -- コマンドのヘルプを作る
75 ... doc/LANG/html/macro/command/hogefunc.html
76 -- コマンド一覧ページに追加する
77 ... doc/LANG/html/macro/command/index.html
78 -- ヘルプトピックに追加する
79 ... doc/LANG/teraterm.hhc
80 -- ヘルプページのコンテキスト ID を採番する
81 値は コマンドの内部 ID + 92000
82 ... teraterm/source/common/helpid.h
83 -- コンテキスト ID と呼び出すファイルのエイリアスを作成する
84 ... doc/LANG/teraterm.hhp
85
86
87 ■ TeraTermのビルド方法
88 TeraTermのビルド方法について以下に示します。
89 ビルドにはVisual Studio 2005 Standard Edition以上が必要です(Visual Studio 2005 Express Editionは不可)。
90
91 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
92 2. Onigurumaのソースコード(http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)を teraterm\source\oniguruma ディレクトリに展開する。
93
94 - 自動で行う場合
95 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
96 コマンドプロンプト上から teraterm\source ディレクトリに移動する。
97 buildoniguruma.bat を実行する。
98
99 - 手動で行う場合
100 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
101 コマンドプロンプト上から teraterm\source\oniguruma ディレクトリに移動する。
102 コマンドプロンプトから以下の入力を行い、Onigurumaをビルドする(onig_s.libがリンクされる)。
103 (1) copy win32\Makefile Makefile
104 (2) copy win32\config.h config.h
105 (3) Makefile をエディタで開いて、CFLAGS の行に /MT を追加する
106 (4) copy Makefile Makefile.debug
107 (5) Makefile.debug をエディタで開いて、CFLAGS の行の /MT を /MTd に変更する
108 また、libname を debug\$(libbase)_s.lib に変更する
109 (6) mkdir debug
110 (7) nmake -f Makefile.debug
111 (8) nmake clean
112 (9) nmake
113
114 3. teraterm\visualc\ttermpro.sln をVisual Studioで開く。
115 .slnファイルの改行コードが"LF"になっていると、Visual Studioが起動しないので注意願います。
116 4. ソリューションをビルドする
117 5. ビルドに成功するとteraterm\visualc\bin ディレクトリに実行プログラムが生成される
118
119
120 ■ TeraTerm Menuのビルド方法
121 TeraTerm Menu は ttermpro.sln に含まれている。「ソリューションのビルド」を
122 すれば teraterm\source\ttmenu ディレクトリに実行プログラムが生成される。
123
124 ■ TTProxyのビルド方法
125 TTProxyのビルド方法について以下に示します。
126 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)が必要です。
127
128 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
129 2. TTProxy\TTProxy.sln をVisual Studioで開く
130 3. ソリューションをビルドする
131 4. ビルドに成功すると TTProxy ディレクトリにDLLが生成される
132
133
134 ■ TTSSHのビルド方法
135 TTSSHのビルド方法について以下に示します。
136 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)、ActivePerlが必要です。
137
138 * TTSSH単体のビルドは VS2005 Express Edition でも可能です。ttpcmn.libをリンクするため、TeraTermのビルドを事前に行っておく必要があります。VS2005 Express EditionではTeraTermのビルドはできませんが、ttpcmn.libは作成することができます。
139
140 * VS2008 Express Editionでビルドすると、.rcファイルで下記のエラーが発生します。
141 .\ttxssh.rc(10) : fatal error RC1015: cannot open include file 'afxres.h'.
142
143 本現象を回避するには、.rcファイルをテキストエディタで開き、afxres.hのincludeを削除し、新規に2行を追加します。
144
145 - #include "afxres.h"
146 + #include <windows.h>
147 + #define IDC_STATIC -1
148
149
150 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
151
152 2. zlibのソースコード(http://www.zlib.net/)を ttssh2\zlib ディレクトリに展開する。
153 Release では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlib.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MT が指定されていること)。
154 Debug では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlibd.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MTd が指定されていること)。
155
156 3. OpenSSLのソースコード(http://www.openssl.org/)を ttssh2\openssl ディレクトリに展開する。OpenSSLをビルドする(以下参照)。
157 Release では openssl\out32\libeay32.lib が、Debug では openssl\out32.dbg\libeay32.lib がリンクされることになる。
158
159 - 自動で行う場合
160 +スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
161 +コマンドプロンプト上から ttssh2 ディレクトリに移動する。
162 +buildopenssl.bat を実行する。
163
164 - 手動で行う場合
165 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
166 + cd openssl
167 + perl Configure VC-WIN32
168 (そうです、OpenSSLをビルドするにはperlが必要です!)
169 + ms\do_ms.bat をエディタで開いて、ms\nt.mak の次の行に下記の内容を追記する
170 perl util\mk1mf.pl no-asm debug VC-WIN32 >ms\ntd.mak
171 + ms\do_ms
172 + ms\nt.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MD を /MT に変更する
173 + ms\ntd.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MDd を /MTd に変更する
174 + nmake -f ms\nt.mak
175 + nmake -f ms\ntd.mak
176 + cd ..
177 (ttssh2フォルダに戻ります。)
178 詳細については、OpenSSLのドキュメントを参照してください。
179
180 4. ttssh2\ttssh.sln をVisual Studioで開く
181 5. ソリューションをビルドする
182 6. ビルドに成功するとttssh2\ttxssh ディレクトリにDLLが生成される
183
184
185 ■ CygTermのビルド方法
186 CygTermのビルド方法について以下に示します。
187
188 1. Cygwin(http://www.cygwin.com/)をインストールする
189 2. Cygwinのシェルを起動し、teraterm\cygterm ディレクトリへ移動する。
190 # cd teraterm/cygterm
191 3. CygTermをコンパイルする
192 # make
193
194
195 ■ ヘルプファイルのビルド方法
196 ヘルプファイルのビルド方法について以下に示します。
197
198 1. HTML Help Workshopを以下のサイトから入手しインストールする。
199 http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/htmlhelp/html/hwMicrosoftHTMLHelpDownloads.asp
200
201 2. コマンドプロンプトからバッチファイルを起動し、必要なファイルをコピーする。
202 > cd teraterm\insatller
203 > convtext.bat
204
205 3. FileのOpenから doc\en\teraterm.hhp および doc\jp\teratermj.hhp を開く
206
207 4. FileのCompileでヘルプファイルをコンパイルする
208
209
210 ■ リリースの方法
211 リリースの方法について以下に示します。
212
213 1. 依存ライブラリ、ツール、インポート元の最新版をチェックする。
214 Visual Studio
215 http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/downloads/default.aspx
216 Inno Setup
217 http://www.jrsoftware.org/isdl.php
218 http://www.jrsoftware.org/files/istrans/
219 Oniguruma
220 http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/
221 OpenSSL
222 http://www.openssl.org/
223 zlib
224 http://www.zlib.net/
225 CygTerm
226 http://www.dd.iij4u.or.jp/~nsym/cygwin/cygterm/
227 LogMeTT
228 http://www.neocom.ca/forum/viewtopic.php?t=567
229
230 2. バージョンを上げ、日付を変更する
231 ttermpro.rc
232 ttxssh.rc
233 ttmacro.rc // 変更時のみ
234 ttpmenu.rc // 変更時のみ
235 TTProxy.rc // 変更時のみ
236 ttxkanjimenu.rc // 変更時のみ
237 teraterm.iss
238 html/about/hisotry.html
239 ※バージョン番号が同じだとインストーラが上書きしないので、リリースまではバージョン番号を上げないこと。
240
241 3. 動作確認をする
242 プログラムをコンパイルし直す
243 インストーラを作成する
244 ISTool で teraterm\installer\teraterm.iss を開き、[Project]-[Compile Setup]で作成される
245 インストールおよび実行をテストする
246
247 4. cvs のタグをつける。タグ名は「Rバージョン_RTM」。たとえば、v4.56ならば"R456_RTM"。
248
249 5. SourceForge.jp を更新する
250 [リリースファイル]-[リリースファイル/変更]-[新規作成]
251 英語の変更履歴を入力してリリースを作成する
252 ログインしていなくても変更履歴が表示されることを確認する
253 [リリースファイル]-[変更履歴]-[翻訳]
254 言語がJapaneseになっていることを確認し、日本語の変更履歴を入力する
255
256 6. プロジェクトページを更新する
257
258 7. メーリングリストにアナウンスする
259
260 8. フォーラムに告知する
261 (1) Announcements http://www.neocom.ca/forum/viewforum.php?f=5
262 Announcements に新規投稿する。種類は Announcement
263 一つ前の Announcement の種類を Normal に変更する
264 Announcement は三個残すことになっているので、三つ前の Announcement を削除する
265
266 (2) TeraTerm Changelog http://www.neocom.ca/forum/viewtopic.php?t=3
267 今回の変更を追加する
268
269 (3) TTSSH Changelog http://www.neocom.ca/forum/viewtopic.php?t=29
270 今回の変更を追加する
271
272 9. スナップショットを削除する

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