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Sun Mar 22 13:06:41 2009 UTC (15 years, 2 months ago) by maya
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1 ■ 開発環境
2 - OS
3 Windows XP Professional
4 - コンパイラ
5 Visual Studio 2005 SP1 (Standard Edition 以上)
6 注: Visual Studio 2008 でコンパイルした実行ファイルは Windows NT 4.0, 98, Me で動きません。
7 Windows Server 2003 R2 Platform SDK
8 注: Visual Studio 2005 Standard Editionでは、OpenSSL 0.9.8iのビルドが失敗します。Windows Server 2003 R2 Platform SDK をインストールし、"Crypt32.Lib"をリンクできるようにしておく必要があります。
9 注2: SDK でインストールされたディレクトリが最優先になるよう、INCLUDE および LIB 環境変数を設定します。
10 - インストーラ
11 Inno Setup 5.2.3 (http://www.jrsoftware.org/isinfo.php)
12 ISTool 5.2.1 (http://www.istool.org/)
13 Japanese-5-5.1.11.isl (http://www.jrsoftware.org/files/istrans/)
14 - その他
15 ActivePerl 5.8 以上
16 OpenSSL のコンパイル、ドキュメントファイルの文字コード・改行コード変換に必要です。
17
18
19 ■ ライブラリ
20 - oniguruma 5.9.1 (http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)
21 - openssl 0.9.8j (http://www.openssl.org/)
22 - zlib 1.2.3 (http://www.zlib.net/)
23 - PuTTY 0.60 (http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/)
24
25
26 ■ CVSに関する注意点
27 - リポジトリの改行コードはLFです。
28 WinCVSで改行コードの設定を間違えると、リポジトリの改行コードが壊れます。
29 WinCVSでは、「Checkout text file with the Unix LF (0xa)」のチェックを外しておきます。
30
31 - コミットログに日本語を含める場合はShift_JISを使ってください。
32 WinCVSごった煮では、デフォルトがEUCになっています。
33 「管理」−「設定」で、ごった煮(日本語問題)タブで、「WinCVSが更新ログを日本語EUCに…」のチェックを外しておきます。
34
35 - ファイルを別のディレクトリで編集しないでください。
36 コミットしたときに別の人の修正を削除してしまうことがあります。
37
38 - アップデート・コミット時の注意
39 cvsの処理が失敗することがあるので、ファイルをエディタ等で開いたままで行わないでください。
40
41
42 ■ メニューID追加時の命名規則
43
44 1桁目は 5
45
46 2桁目は
47 Tera Term VT ウィンドウなら 0
48 Tera Term TEK ウィンドウなら 1
49 TTSSH なら 2
50 TTProxy なら 3
51 TTXKanjiMenu なら 4
52
53 3桁目は
54 [File] メニューなら 1
55 [Edit] メニューなら 2
56 [Setup] メニューなら 3
57 [Control] メニューなら 4
58 [Window] メニューなら 8
59 [Help] メニューなら 9
60
61
62 例:File配下にTTSSHのメニューを追加する
63
64 #define ID_SSHSCPMENU 52110
65
66
67 ■ マクロコマンド追加時の作業リスト
68 Tera Termマクロを新設するときの作業手順について、以下に示します。
69
70 1.ソースコードの修正
71 -- コマンドの内部 ID を採番する(「内部 ID」は"helpid.h"にも使用される)
72 ... teraterm/ttmacro/ttmparse.h
73 -- コマンド名を走査して内部 ID に変換する
74 ... CheckReservedWord@teraterm/ttmacro/ttmparse.c
75 -- コマンドの内部 ID から実際に処理をする関数を呼ぶ
76 ... ExecCmnd@teraterm/ttmacro/ttl.c
77 -- 処理する関数を作る
78
79 2. ヘルプ(言語ごと)
80 -- コマンドのヘルプを作る
81 ... doc/LANG/html/macro/command/hogefunc.html
82 -- コマンド一覧ページに追加する
83 ... doc/LANG/html/macro/command/index.html
84 -- ヘルプトピックに追加する
85 ... doc/LANG/teraterm.hhc
86 -- ヘルプページのコンテキスト ID を採番する
87 値は コマンドの内部 ID + 92000
88 ... teraterm/common/helpid.h
89 -- コンテキスト ID と呼び出すファイルのエイリアスを作成する
90 ... doc/LANG/teraterm.hhp
91
92
93 ■ Tera Termのビルド方法
94 Tera Termのビルド方法について以下に示します。
95 ビルドにはVisual Studio 2005 Standard Edition以上が必要です(Visual Studio 2005 Express Editionは不可)。
96
97 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
98 2. Onigurumaのソースコード(http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/)を teraterm\source\oniguruma ディレクトリに展開する。
99
100 - 自動で行う場合
101 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
102 コマンドプロンプト上から teraterm\source ディレクトリに移動する。
103 buildoniguruma.bat を実行する。
104
105 - 手動で行う場合
106 スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
107 コマンドプロンプト上から teraterm\source\oniguruma ディレクトリに移動する。
108 コマンドプロンプトから以下の入力を行い、Onigurumaをビルドする(onig_s.libがリンクされる)。
109 (1) copy win32\Makefile Makefile
110 (2) copy win32\config.h config.h
111 (3) Makefile をエディタで開いて、CFLAGS の行に /MT を追加する
112 (4) copy Makefile Makefile.debug
113 (5) Makefile.debug をエディタで開いて、CFLAGS の行の /MT を /MTd に変更する
114 また、libname を debug\$(libbase)_s.lib に変更する
115 (6) mkdir debug
116 (7) nmake -f Makefile.debug
117 (8) nmake clean
118 (9) nmake
119
120 3. teraterm\visualc\ttermpro.sln をVisual Studioで開く。
121 .slnファイルの改行コードが"LF"になっていると、Visual Studioが起動しないので注意願います。
122 4. ソリューションをビルドする
123 5. ビルドに成功するとteraterm ディレクトリに実行プログラムが生成される
124
125
126 ■ TeraTerm Menuのビルド方法
127 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
128 2. ttpmenu\ttpmenu.sln をVisual Studioで開く
129 3. ソリューションをビルドする
130 4. ビルドに成功すると ttpmenu ディレクトリに ttpmenu.exe が生成される
131
132
133 ■ TTXKanjiMenuのビルド方法
134 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
135 2. TTXKanjiMenu\ttxkanjimenu.sln をVisual Studioで開く
136 3. ソリューションをビルドする
137 4. ビルドに成功すると TTXKanjiMenu ディレクトリに ttxkanjimenu.dll が生成される
138
139
140 ■ TTProxyのビルド方法
141 TTProxyのビルド方法について以下に示します。
142 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)が必要です。
143
144 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
145 2. TTProxy\TTProxy.sln をVisual Studioで開く
146 3. ソリューションをビルドする
147 4. ビルドに成功すると TTProxy ディレクトリにDLLが生成される
148
149
150 ■ TTSSHのビルド方法
151 TTSSHのビルド方法について以下に示します。
152 ビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)、ActivePerlが必要です。
153
154 * TTSSH単体のビルドは VS2005 Express Edition でも可能です。ttpcmn.libをリンクするため、Tera Termのビルドを事前に行っておく必要があります。VS2005 Express EditionではTera Termのビルドはできませんが、ttpcmn.libは作成することができます。
155
156 * VS2008 Express Editionでビルドすると、.rcファイルで下記のエラーが発生します。
157 .\ttxssh.rc(10) : fatal error RC1015: cannot open include file 'afxres.h'.
158
159 本現象を回避するには、.rcファイルをテキストエディタで開き、afxres.hのincludeを削除し、新規に2行を追加します。
160
161 - #include "afxres.h"
162 + #include <windows.h>
163 + #define IDC_STATIC -1
164
165 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする。
166
167 2. zlibのソースコード(http://www.zlib.net/)を ttssh2\zlib ディレクトリに展開する。
168 Release では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlib.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MT が指定されていること)。
169 Debug では zlib\projects\visualc6\Win32_LIB_Release\zlibd.lib がリンクされることになる(コンパイルオプションに /MTd が指定されていること)。
170
171 3. OpenSSLのソースコード(http://www.openssl.org/)を ttssh2\openssl ディレクトリに展開する。OpenSSLをビルドする(以下参照)。
172 Release では openssl\out32\libeay32.lib が、Debug では openssl\out32.dbg\libeay32.lib がリンクされることになる。
173
174 - 自動で行う場合
175 + スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
176 + コマンドプロンプト上から ttssh2 ディレクトリに移動する。
177 + buildopenssl.bat を実行する。
178
179 - 手動で行う場合
180 + スタートメニューから「Visual Studio 2005 コマンド プロンプト」を起動する。
181 + cd openssl
182 + perl Configure VC-WIN32
183 (そうです、OpenSSLをビルドするにはperlが必要です!)
184 + ms\do_ms.bat をエディタで開いて、ms\nt.mak の次の行に下記の内容を追記する
185 perl util\mk1mf.pl no-asm debug VC-WIN32 >ms\ntd.mak
186 + ms\do_ms
187 + ms\nt.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MD を /MT に変更する
188 + ms\ntd.mak をエディタで開いて、CFLAG行の /MDd を /MTd に変更する
189 + nmake -f ms\nt.mak
190 + nmake -f ms\ntd.mak
191 + cd ..
192 (ttssh2フォルダに戻ります。)
193 詳細については、OpenSSLのドキュメントを参照してください。
194
195 4. PuTTYのソースコード(http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/)を ttssh2\putty ディレクトリに展開する。
196 5. ttssh2\ttssh.sln をVisual Studioで開く
197 6. ソリューションをビルドする
198 7. ビルドに成功するとttssh2\ttxssh ディレクトリにDLLが生成される
199
200
201 ■ CygTermのビルド方法
202 CygTermのビルド方法について以下に示します。
203
204 1. Cygwin(http://www.cygwin.com/)をインストールする
205 2. Cygwinのシェルを起動し、cygterm ディレクトリへ移動する。
206 # cd cygterm
207 3. CygTermをコンパイルする
208 # make
209
210
211 ■ TTXSamplesのビルド方法
212 リポジトリのTTXSamplesに Tera Term Extension (TTX)のサンプルがあります。
213 TTXを作る際の参考にしてください。
214 TTXSamplesのビルドにはVisual Studio 2005(VC++8.0)が必要です。
215 Tera Term本体とは違い、Express Editionでもビルド可能です。
216
217 1. ソースコードをSourceForge(http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/)からチェックアウトする
218 2. TTXSamples\TTXSamples.sln をVisual Studioで開く
219 3. ソリューションをビルドする
220 4. ビルドに成功すると TTXSamples ディレクトリにDLLが生成される
221
222 各TTXの詳細については、プロジェクト内のReadMe-ja.txtを参照してください。
223
224
225 ■ ヘルプファイルのビルド方法
226 ヘルプファイルのビルド方法について以下に示します。
227
228 1. HTML Help Workshopを以下のサイトから入手しインストールする。
229 http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/htmlhelp/html/hwMicrosoftHTMLHelpDownloads.asp
230
231 2. コマンドプロンプトからバッチファイルを起動し、必要なファイルをコピーする。
232 > cd teraterm\insatller
233 > convtext.bat
234
235 3. FileのOpenから doc\en\teraterm.hhp および doc\jp\teratermj.hhp を開く
236
237 4. FileのCompileでヘルプファイルをコンパイルする
238
239
240 ■ リリースの方法
241 リリースの方法について以下に示します。
242
243 1. 依存ライブラリ、ツール、インポート元の最新版をチェックする。
244 Visual Studio
245 http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/downloads/default.aspx
246 Inno Setup
247 http://www.jrsoftware.org/isdl.php
248 http://www.jrsoftware.org/files/istrans/
249 Oniguruma
250 http://www.geocities.jp/kosako3/oniguruma/
251 OpenSSL
252 http://www.openssl.org/
253 zlib
254 http://www.zlib.net/
255 PuTTY
256 http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/
257 CygTerm
258 http://www.dd.iij4u.or.jp/~nsym/cygwin/cygterm/
259 LogMeTT
260 http://www.logmett.com/forum/viewforum.php?f=5
261
262 2. バージョンを上げ、日付を変更する
263 リリース作業時に、バージョンを一つインクリメントする。
264 リリースされる前にバージョン番号が上がったファイルが出回るのを避けるため。
265 バグレポートなどで混乱の元になりそうなので、リリースまではバージョン番号を上げないこと。
266 - ttermpro.rc
267 - ttxssh.rc
268 - ttmacro.rc // 変更時のみ
269 - ttpmenu.rc // 変更時のみ
270 - TTProxy.rc // 変更時のみ
271 - ttxkanjimenu.rc // 変更時のみ
272 - teraterm.iss
273 - html/about/hisotry.html
274
275 CygTerm+ は例外で、リリースとは関係なくバージョンが上がる。
276 パッチがコミットされると即リリース扱いになり、リリース日はその日付となる。
277 これは、バージョンの末尾が patchlevel であり、コンパイラの入手が容易なため。
278
279 3. 動作確認をする
280 プログラムをコンパイルし直す
281 インストーラを作成する
282 ISTool で teraterm\installer\teraterm.iss を開き、[Project]-[Compile Setup]で作成される
283 インストールおよび実行をテストする
284
285 4. cvs のタグをつける。タグ名は「Rバージョン_RTM」。たとえば、v4.56ならば"R456_RTM"。
286
287 5. SourceForge.jp を更新する
288 [ダウンロード]-[管理]-[新規作成]
289 変更履歴を入力してリリースを作成する
290
291 6. プロジェクトページを更新する
292
293 7. メーリングリストにアナウンスする
294
295 8. フォーラムに告知する
296 (1) Announcements http://logmett.com/forum/viewforum.php?f=5
297 Announcements に新規投稿する。種類は Announcement
298 一つ前の Announcement の種類を Normal に変更する
299 Announcement は三個残すことになっているので、三つ前の Announcement を削除する
300
301 (2) Tera Term Changelog http://logmett.com/forum/viewtopic.php?f=5&t=3
302 今回の変更を追加する
303
304 (3) TTSSH Changelog http://logmett.com/forum/viewtopic.php?f=5&t=29
305 今回の変更を追加する
306
307 9. スナップショットを削除する

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