クラスキャット、RHEL 5対応サーバ管理ツール新版

 クラスキャット(本社:東京都港区)は2007年4月9日、Red Hat Enterprise Linux 5(RHEL 5)対応のサーバ管理ツール最新版「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition v5」の販売を2007年第2四半期から開始すると発表した。ホスティング事業者や既存顧客向けに、4月下旬から最終ベータ版を無償配布する。申し込み受付中。

 Cute Server Managerシリーズの最新版で、オープンソース化された「Sun Cobalt RaQ550」の管理GUIをRed Hatにポーティングした製品。v5では、仮想化ソリューション「Xen 3.0」に対応して、Xen上で動作する仮想サーバの管理も可能になった。複数のサーバを管理して、低コストの運用ができる。このほか、PHP5に対応した。

 スケーラビリティ、セキュリティ機能を強化。Webやメール、DNS、SNMP、Telnet、FTPなどインターネットサーバの基本ソフトを運用・管理できるほか、25番ポートブロック(OP25B)やサブミッションポート、SMTP認証、送信ドメイン認証、スパムフィルタ、SSL暗号化通信などを実装。専門知識なしでも運用できるという。

 販売パートナーおよびホスティングハートナー経由で販売するほか、直販でも取り扱う。価格はオープン。【鴨沢 浅葱/Infostand】

クラスキャット
http://www.classcat.com/