[Tomoyo-dev 523] Re: ディレクトリ構成の議論を再開しましょう

Zurück zum Archiv-Index

Kentaro Takeda k.tak****@gmail*****
2007年 8月 9日 (木) 14:14:35 JST


たけだです。

> (1) /proc/{ccs,tomoyo}/version から
>     カーネルがサポートしているポリシーのバージョン番号を取得できるようにする。
OK。

> (2) カーネルがサポートしているポリシーのバージョン番号が同じなのに
> サポートされている構文がカーネルコンフィグに依存しないようにするために、
> カーネルコンフィグで各機能(CONFIG_TOMOYO_MAC_FOR_FILE CONFIG_TOMOYO_MAC_FOR_ARGV0 等)の
> 選択を行わせないようにする。
OK。

> (3) サポートしているポリシーのバージョン番号は複数表示できるようにする。
> 例えばポリシーのバージョン 1 と 2 と 3 が定義されており、
> バージョン 3 はバージョン 2 を完全に包含している
> (バージョン 2 のポリシーをバージョン 3 のカーネルで使える)場合は
> 2 3 の両方を表示する。
> バージョン 3 がバージョン 2 を完全には包含していない
> (バージョン 2 のポリシーをバージョン 3 のカーネルで使えない)場合は
> 3 だけを表示する。
「ポリシーのバージョン」と「カーネルのバージョン」は異なるのでしょうか?

> (4) ポリシー構文チェッカの checkpolicy の引数にポリシーのバージョン番号を
> 指定するようにして、定義されている全てのバージョンのポリシーをチェックできるようにする。
OK。

> (5) ポリシーローダ( /sbin/{ccs,tomoyo}-init )の処理を以下のように変更する。
基本的にOKですが、

> (1) checkpolicy はポリシーローダから呼ばれるので / パーティションに置かなければいけない。
これは仕方ないですね。

> (2) init= を用いてポリシーローダを実行しない( call_usermodehelper() に実行させる)場合、
> 標準入出力が無いのでポリシーに問題があってもエラーメッセージを表示できない。
> そのため、問題があった場合、エラーメッセージを表示できないままポリシーローダの中で永遠にスリープするか
> ポリシーをロードできないままポリシーローダが終了することでカーネルパニックするかしか選択肢がない。
SELinuxはカーネル起動時にポリシー読み込みに失敗するとパニクるようですね。
(ある意味安全側にこけている?)
ポリシーローダの返り値がエラーの場合、そもそもユーザの意図したポリシーが
読み込まれていないという意味でパニックでよい気がします。




tomoyo-dev メーリングリストの案内
Zurück zum Archiv-Index